2010年11月10日水曜日

読み聞かせボランティア「スイミー」

今週は絵本読み聞かせボランティア「スイミー」で、4年2組に行ってきましたよ。

人間から嫌われていることを知ったねずみのアナトールは、何とかして人間たちに貢献できないものかと知恵を絞り、チーズ工場で大活躍。ねずみとチーズ、切っても切れない関係が、めでたしめでたしの結末を招きます。一生懸命なアナトールとうさんの姿が純粋ですてきです。

 アメリカ人(サンディエゴ在住)の友人は「僕が子どもの頃、教科書に載っていたよ。」とのこと。
20分近くもかかるお話しでしたが、とうさんがチーズを「まずい!捨てなさい!」なんて、評価する場面では、笑い声が起こったり、社長さんから感謝の手紙では、「お~っ!(やった~)」とため息がでたりと、集中して聞いてくれました。「自尊心」や「名誉」といった堅い単語も、すんなり子ども達が受け入れてくれる感じでした。

もう一冊は紹介だけと思い、「働く動物つながり」で持ってきていたのですが、先生のご厚意で、少々時間オーバーのお許しをいただき、読みました。ガンピーさんでおなじみのジョンバーニンガム作の絵本です。
くずてつあつめのファーキンさんと一緒に働いている馬のハンバートは 市長さんの乗った「金の馬車」をひく ビール工場のウマたちがうらやましくてしょうがありませんでした。 そんなハンバートに あるチャンスが訪れるというお話です。
ファーキンさんとハンバートのコミカルな日常に、クスクス笑う子ども達の反応が嬉しかったです。

どちらの本にも、働きを認めてくれる社長さんや市長さんという、権力者でありながら、大変心の広いキャラが登場します。日本のお偉いさんにも読みきかせてあげたい一冊です。きょろ

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